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西臼塚 初冬

  富士山隠れスポット

   初冬の西臼塚を歩いた。標高1200m。紅葉はすでに終わっている。
 冬枯れの落葉広葉樹の森は、ほとんどの木が葉を落としていて明るい。

富士山隠れスポット西臼塚01

   ミツマタのつぼみが春を待っている。春一番にかすかに香って白から黄色い花を咲かす。
  この木は、駿河和紙の原料として江戸時代に、今の白糸地区で栽培されていたが、それが逃げ出して富士山中腹にまで広がったらしい。
  ミツマタは、現在は輸入されて1万円札に使われているらしいが、その混合比率は発表されていない。


富士山隠れスポット西臼塚02

富士山隠れスポット西臼塚03

  枯れても枯れ葉を落とさないのはチドリノキ。この木はカエデ科なのに、葉がカエルの手のような形をしていない。シデに似た葉の形をしている。
  
富士山隠れスポット西臼塚04

  ミズナラの大木。葉を全部おとしている。この木は老木で一番大きな幹は、腐って折れてしまった。

富士山隠れスポット西臼塚05


  オニシバリ。小さいが、冬に緑の葉を茂らせる。れっきとした落葉広葉樹。夏は葉を枯らして落とすので別名ナツボウズと呼ばれる。しかし西臼塚ではどういうわけか夏も緑の葉をつけている。だから常緑樹のように見える。

富士山隠れスポット西臼塚06

  ガマズミの実。甘いので鳥が好んで食べる。

富士山隠れスポット西臼塚07

  ブナ。成長が遅い木でこれまでになるのにたぶん100年以上かかっている。寿命は短く400年位。
  
富士山隠れスポット西臼塚08


  帰る頃になって富士山が雲の間から顔を出した。一度真っ白になった頂上の雪も、まばらになった。

富士山隠れスポット西臼塚09

  何ヶ所かにシカの寝床があったが、落ち葉がかかってはっきりそれとわかるのがなかったので写真は撮らなかった。もう西臼塚までおりてきているらしい。
  このあたりのスズタケは全部枯れてしまったので、シカも食べ物に困ることだろう。緑の葉のオニシバリは毒があって食べられない。止むを得ず毒のない木の樹皮を食べて飢えをしのぐことになる。何匹かのシカが飢えて死に、何本かの樹木が皮をむかれて枯れる。冬の森では壮絶な戦いが繰り広げられる。

GG  

 
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